ようこそ地獄へ!ペヤング 激辛やきそばENDを食した者の末路・・・
み”な”さ”ん”こ”ん”に”ち”は”
今世間で話題になっている「ペヤング 激辛やきそばEND」ってご存知ですか?発売初日からとんでもなく辛そうだと話題になっていましたね。
さて、あれから数日・・・遂にこの「ペヤング 激辛やきそばEND」を手に入れました!
まず見た目からしてやばいですね。黒の背景に赤のフォントって、スプラッター映画のパッケージみたいになっていますが、大丈夫でしょうか。ちなみに僕の辛さに対する耐性はココイチの1辛が限界といった具合です。つまりクソ雑魚です。
見た目は意外と普通ですね。ひょっとしてこれならいけるのではないか?そんな希望を抱きながら、いざ!!!
一口も食べてないのに既に辛い!
あかん!
あかんでこれは!
どういうことかと言うと、少量の麺を口に近付けた時点で、熱気のようなものが漂ってきて、それが既に辛いのです。ほのかにピリッとするというレベルではなく、激辛です。
一口も食べていないのに既に激辛。ワンピースで言うところの覇王色の覇気です。それもシャンクスレベルの、、
この時点で僕のメンタルは既にブレイクされかけていましたが、さすがにこの段階でリタイヤするのはダサ過ぎます。激辛ペヤングを買ったけど、辛すぎて一口も食べれなかったと説明すれば、10人中10人が「なんだこいつ」となってしまうでしょう。
そんなことはあってはならない。意を決して一口目を食べました。
圧倒的激痛!辛いを超越した何か
ぐおおおおおおおおお!
一口目を食べた瞬間、かつて経験したことのないレベルの痛みが口の中を襲いました。当然、食べる前から辛いという謎現象を受けて、激辛であることは覚悟していました。しかし、そんな生易しいものではありません。そこになるのはもはや"辛さ"なんてものではなく――純粋なる破壊。
味覚に対する暴力です。
目に涙を溜めながら、なんとか一口目を飲み込みました。その瞬間から、僕の目の前にあるのはペヤングなどではなく、完全なる敵へと姿を変えました。
もう食べるのを止めてしまおうか?一瞬そんな考えが脳裏を過ぎりました。もう食べる前の余裕をぶっこいていた自分はどこにもいません。しかし僕は諦めませんでした。こいつを完食してやる!圧倒的な信念をもって、僕は二口目を口に運びます。
迸る熱いパトス!汗だくの戦い
4分の1くらい食べたところで、もはやフルマラソンを走っているかのような心境になってきました。興奮した野良犬のようにぜえぜえと息を吐き、ボーイロンドンのTシャツで汗を拭います。どうしてこんな思いをしてまで焼きそばを食べなくてはならないのか。もはやその答えはどこにもありませんでした。
「み、水・・・」
水を取ろうと台所に向かったところで、目眩がしました。これは素人(パンピー)が手を出していい代物ではなかった。今やめたら楽になれるんじゃないか。そんなことを一瞬考えましたが、僕は邪念を振り払うようにして、いろはすを一気に飲み干し、親の仇に向けるような目でペヤングを睨み付けました。
やってやるぞ!
そしてENDへ!フォーエバーペヤング!
あまりの激痛に、一口食べるごとに思い出が一つ消えていきます。食べていないときも常に激痛が舌を襲います。汗も止まりません。自然と涙が溢れ出しています。もはやこれは食事ではありません。まるか食品株式会社と僕のペヤングを用いた一つの戦いと言っていいでしょう。
負けるわけには行きません。
3分の1ぐらいになったところで、覚悟を決めて一気に口の中に叩き込み、なるべく時間を掛けずに飲み込みます。そしてすかさず水を流し込む。
ぬおおおお!?
走馬燈が駆け抜けていきました。少年時代の思い出、初めての彼女、USJの思い出・・・
そしてついに!!!!!完食!!!!
やりました!長く苦しい戦いだった。だけどこうして今、激辛ペヤングを完食することに成功しました。
涙が出てきます。それは痛さではなく、達成感からくるものでした。確かに「ペヤング 激辛やきそばEND」はとんでもない辛さです。だけどそれだけじゃありません。困難を乗り越える達成感。忘れかけていた何かを、思い出させてくれたように思います。
感想まとめ
2度と食うか!!!!!!!!!!!!!!!