田中の胃袋in the city

主にホテルやUSJ、映画やゲームについて書きます。稀にそれ以外の題材も扱いますが、基本的にエンタメ重視でやっていきます。

USJ!ハロウィンの目玉、Hotel Albert(ホテルアルバート)は怖くない!?トラウマとの比較

USJユニバーサルスタジオジャパン)のハロウィンと言えば、恐怖演出がキレッキレで、少々やり過ぎなレベルでホラーとして作り込まれていますよね。そのやり過ぎな体験が人気で、今ではUSJと言えばハロウィンという方も多いのではないでしょうか。

 

www.usj.co.jp

 

そんなやり過ぎなホラーハロウィンですが、中には、怖いと評判のチャッキーですら物足りないという強者や、更なる恐怖を味わいたいというチャレンジ精神旺盛な人もいます。

 

そういう人のために作られたのが15歳未満参加禁止、更に参加する前に誓約書を書かされるという強要型のガチホラー体験「トラウマ」です。

 

そんな「トラウマ」ですが、僕も体験したので分かるのですが、あれは本当に洒落になりません。

 

どういうことかと言うと、チャッキーなどの他のホラーは、終わった後に「あーこわかったね!」とゲラゲラ笑うことができますが、トラウマはマジで笑えません。サイコパスに追われて間一髪で生還した後のような余韻が残ります。注意事項に書かれている通り、ばっちりゴキブリも登場してヒエッてなりました。

 

トラウマからホテル・アルバート

 

さて、皆さんもご存じのように、本年度のハロウィンはトラウマではなくホテル・アルバートが行われます。これは別にトラウマの売り上げが芳しくないからではなく、単純にマンネリ化を防ぐ狙いがあるのでしょう。

 

これはトラウマ枠に限った話ではありません。USJは基本的に人気が出るとシリーズ化しますが、ナンバリングが3以上になることは滅多にありません。

 

たとえばチャッキーなんかがそうですね。

 

もはやUSJのハロウィンにチャッキーは欠かせない存在ですが、好評だったもののホラーメイズのナンバリングは3で終わり、去年から狂気病棟という新たなシリーズが始まりました。こちらの狂気病棟ですが、これまでのチャッキーとは場所もコンセプトも大きく変わっていて、今までとは明確に異なるアプローチで攻めてきています。

 

これらのことから、USJはどれだけ人気があっても飽きられる前に次の手を打つ経営思想があるものだと思われます。

 

そのため、トラウマに関しても、人気が低いから打ち切られたわけではなく、単純に飽きられる前に次の手、つまりはホテル・アルバートを出してきたということでしょう。

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マンネリを防ぐ狙いで出してきたホテル・アルバートなのに、トラウマと同じことをやっても意味がないので、おそらくアプローチはトラウマとは大きく異なることでしょう。事前情報を見ているだけでも、強要型だったトラウマとは真逆の自由探索型のイベントになっています。

 

更にドレスアップして参加できる点や、体験終了後にお洒落なラウンジでカクテルを楽しめる点など、グロテスクさを強調していたトラウマとは違い、ホテル・アルバートは美しさを追求しているようですね。

 

トラウマが無理だった人も行けるのでは?

 

R-15指定が入っているので油断はできませんが、ここまでの情報から察するに、恐怖レベルはトラウマよりかは下でしょうね。ゴキブリなどの虫も出ないようですし、これはトラウマが無理だった人も勇気を出して行ってみてもいいかもいれませんね。